産婦人科
産婦人科
当院産婦人科は平成21年4月から日本産科婦人科学会専攻医指導施設に認定されています。様々な症状の患者様を受け入れるために指導医体制のもと(常勤3名、非常勤6名)で適切な医療を提供させていただきます。
産科診療は、妊婦健診、助産師相談、4D超音波外来を行っております。
婦人科診療は、良性疾患(子宮筋腫、卵巣腫瘍、子宮内膜症、子宮内膜ポリープ、子宮頸部異形成)を中心に、月経困難、月経不順、不妊症、更年期症候群、骨盤臓器脱なども対応致します。また2021年10月よりコルポ外来を開始致しました。 婦人科悪性疾患が考慮される場合や、生殖補助医療が必要と判断される場合は、専門医療施設へと紹介させていただきます。
産科部門
自然分娩……陣痛発来、破水などで入院し自然分娩をお手伝いします。
計画出産……ご家族のご都合や、お子さんを預かって頂く理由で希望される方に行います。あらかじめ入院日を決め、子宮口の開き具合により分娩前日、もしくは当日 より入院し陣痛促進剤を使用し分娩となります (特に経産婦の方にお勧めです)。
帝王切開……分娩停止の方、逆子の方、赤ちゃんの元気がない場合、子宮手術既往のある方(帝王切開、子宮筋腫摘出後)等に行います。 帝王切開は夜間・休日時も対応可能です。
無痛分娩……痛みに弱い方、痛みに対する不安感の強い方、産後の回復を早めたい方にお勧めしています。また、妊娠高血圧症候群の方や分娩の進みが遅く陣痛促進剤の使用が必要な方には有効な手段であり、帝王切開の回避にもつながると言われています。
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<分娩件数>
2024年 | |
分娩件数 | 265件 |
無痛分娩 | 138件 |
帝王切開 | 51件 |
経膣分娩 | 214件 |
分娩の詳細に関しては 当院での出産を考えている方へ をご覧ください。
当院はカトリックの病院となっています。いかなる理由があっても当院での中絶処置は行えません。あらかじめご了承ください。
婦人科部門
良性疾患の低侵襲手術を中心に行っています。低侵襲手術には、腹腔鏡下手術、腹腔鏡補助下手術、子宮鏡下手術があります。当院では吊り上げ法による腹腔鏡手術を採用しており、創部が小さいだけではなく、何よりも合併症が非常に少ないことが利点です。
子宮頸部異形成に対する円錐切除術、子宮鏡下手術は日帰りでもおこなっております。
また、当院は東京医科大学病院の関連病院となっています。夜間・休日時に緊急手術が必要な場合や、術後合併症が発症した場合は連携をとり精密検査・治療依頼を行います。
<手術件数>
2024年 | ||
腹腔鏡下手術総数 | 134 | |
子宮鏡下手術総数 | 116 | |
開腹手術総数 | 7 | |
流産手術、試験掻爬術 | 53 | |
その他手術 | 47 |
腹腔鏡下手術
非常勤医師紹介
井坂恵一(金曜日・手術のみ):東京医科大学病院産科婦人科特任教授、日本婦人科ロボット手術学会理事長、日本産科婦人科学会専門医・指導医、日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医、日本内視鏡外科学会技術認定医、日本生殖医学会生殖医療専門医、日本婦人科腫瘍学会婦人科腫瘍専門医・指導医、日本がん治療認定医機構がん治療認定医、
伊東宏絵(金曜日):東京医科大学病院産科婦人科講師、日本産科婦人科学会専門医・指導医、日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医(腹腔鏡・子宮鏡)、日本内視鏡外科学会技術認定医、日本婦人科腫瘍学会婦人科腫瘍専門医・指導医、日本生殖医学会生殖医療専門医、日本周産期・新生児医学会NCPRインストラクター
中川潤子(金曜日):日本産科婦人科学会専門医・指導医、日本周産期・新生児学会周産期専門医(母体・胎児)、日本医師会認定産業医
小島淳哉(木曜日):日本産科婦人科学会専門医
学会認定施設
・日本産科婦人科学会専門医制度卒後研修指導施設
・母体保護法指定病院